爪の成分-爪の組成と成長

人間が、人間としての生活を送るために、色々な役目を果たしてくれているこの爪ですが、いったい何でできているのでしょう。
人間の体の中で同じような硬い部分といえば骨や歯が思い当たります。
ですが、爪は骨や歯とは違う成分で作られているのです。

■爪の組成は皮膚と同じ

骨はカルシウムから出来ており、歯はそのカルシウムの上にエナメル質が覆って出来ています。
ところが爪は、毛髪と同じように、皮膚だった部分が変化したもので、その成分はケラチンからできています。
骨や歯と比べて、固いといっても全く違う成分組成なのです。
このケラチンには「硬ケラチン」と「軟ケラチン」があります。皮膚の表面は軟ケラチン、毛髪は硬ケラチンでできていますが、爪は硬ケラチンと軟ケラチンが入り組んで出来ています。
つまり、爪は毛髪と皮膚の中間的な成分で出来ていると言えるのです。

■成長する爪

前述したように、爪は毛髪と皮膚の中間的な成分で出来ているため、毎日成長していきます。
これは、毛髪が伸び、皮膚が新しいものに生まれ変わり続けているのと同様のことです。
それゆえに、新陳代謝に影響され、大人よりも子供の方が、女性より男性の方が伸びるのが早いと言われています。
また、季節によっても違いがあり、冬よりも夏の方が伸びるのが早くなるようです。
手の爪の場合は、通常一日に0.1ミリ程度伸び、全体が入れ替わるためにはおよそ半年程かかります。
手の爪の中でも、中指の爪の伸びる速度が一番速く、小指の爪は、伸びるのが一番遅いようです。
足の爪は手よりも伸びるのが遅く、手の半分程度のスピードといわれています。
そのために、手の爪は頻繁に切らないといけなくなるのに、足の爪はあまり切らなくてもすむわけです。

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