爪の役割-爪の存在と意味

人間の手と足の指すべてには爪が付いていますが、そもそもこの爪とは何の為に付いているのでしょう。

■人間以外にも付いている爪

爪は人間だけでなく、サルやライオン、身近なペットである犬や猫、鳥にも付いています。爪はその動物にとって、それぞれ違う目的があるのです。
ライオンなど肉食動物にとって、爪は獲物をしっかりと捕まえるために必要不可欠です。
鳥にとって爪は、木の枝にしっかりとつかまるため、無くてはならないものです。
身近な存在の猫は、木などに爪を引っかけることで、よじ登りやすいようになっています。
つまり、全ての爪が付いている動物にとって、その行動や生態、独自の生活環境の中で生きていくために、必ず意味があるから付いているのです。

■人間にとっての爪の意味

人間はライオンのように生きた獲物を捕まえるわけではありませんし、鳥のように枝につかまる必要もありません。人間の場合は、その目的として二つあると言われています。

一つは指先を保護し、指の動きを支えるためです。
人間は手が器用に動きます。その器用に動く手の先端にある指先が保護されておらず、皮膚だけの状態であれば、おそらく傷だらけになってしまうでしょう。
また、手で何かをつかむ時は、指先に力を入れます。この時、爪が指先の支えになるので、物をうまくつかむことが出来るのです。
これは、足の指でも同様です。
爪のおかげで歩く時につま先に力が入りやすくなるため、うまく歩くことが出来るのです。

もう一つは細かい作業を可能にすることです。
前述の、物をつかみやすくするだけではなく、爪があるからこそ指先のチカラ加減を調整でき、それゆえに細かな作業が出来るのです。
人間の爪の形は、扁平の板状のものであり、このような形をした爪が付いているのは高等霊長類以上に見られる特徴なのです。

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