爪の病気1-爪白癬、爪囲炎

爪そのものも何らかの理由で健康な状態を保てなくなることがあります。
ここでは、その症状と理由、そしてその場合の対処方法について記述します。

■爪白癬

爪で最も多いトラブルが爪白癬と呼ばれる水虫です。通常、爪は健康な場合ピンク色ですが、爪白癬に罹患してしまうと白く濁ってきて、やがて爪そのものが厚くなり、もろくなってきます。
一般的には、中高年の男性に多いのが特徴です。
爪白癬は、白癬菌というカビの一種によって起こりますが、このカビのエサとなるがタンパク質のケラチンです。
爪の主な成分はケラチンですので、爪は白癬菌にとってエサが豊富で理想的な住み家になってしまいます。
この爪白癬は、自然治癒することはありません。放置しておくと病状は進行する一方で、爪そのものはボロボロになってしまいます。
早めに受診して、内服薬と外用薬で治療することをお勧めします。

■爪囲炎

爪のトラブルはカビ、細菌、ウィルスなどによる感染症に起因するのがほとんどです。爪白癬と並んで多いのが爪囲炎です。
一般的には「ひょうそ」と呼ばれているので、耳にした方も多いと思います。
ひょうそは、たまたま出来てしまった小さな傷から黄色ブドウ球菌などの化膿菌が入ってしまい、傷の部位が赤く腫れてしまい強い痛みを伴います。
もし化膿していたら切開して膿を出し、抗生剤で治療します。
爪の下側、つまり爪床と呼ばれる部分で炎症を起こしていたら、爪を取り除かなくてはいけない場合もあります。

また、カンジダによって起こる炎症もあります。
カンジダは湿気のあるところを好みますので、水を頻繁に使う仕事をする人が多く罹患しています。
爪の周囲が赤く腫れますが、痛みはさほどではありません。
常に手を清潔にし、乾かしておくことが大切です。水仕事をしたら水気を充分ふき取ってから外用剤を塗布して治療します。

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