重度の巻き爪の治療・矯正法1-フェノール法

軽い巻き爪は炎症を止めるか、巻いている爪の部分切除で対応しますが、重度の場合は、爪母部分にまで手を入れなければなりません。何らかの方法で取り除くか切除、または矯正、もしくは全切除で対処することになります。

■フェノール法とは?

フェノールとは腐食性の薬品のことです。このフェノールを使って、爪の下に白く見える爪半月、そしてその爪半月を作る爪母基と呼ばれる部分を破壊し、巻き爪が起こる部分そのものを無くしてしまう方法です。

■フェノール法のメリット

重度の巻き爪の場合には色々な治療方法がありますが、フェノール法はその中でも一番患者に対して負担の少ない方法だと言えます。治療は局所麻酔を行って施術し、外来で処置する場合は、一回の治療で終わります。
費用も保険適用で、一万円程度ですみます。
治療当日も仕事は可能ですし、痛みも少ないために鎮痛薬を1~2日服用すれば充分でしょう。また、治療の翌日から入浴やシャワーも可能なので、患者さんの精神的な負担も軽くてすみます。

■フェノール法の注意点

この負担の少ないフェノール法では腐食薬品を使うので、メスなどによる切除と比較すると、破壊する範囲のコントロールが難しくなります。もちろん、コントロールがうまくできれば巻き爪は完治します。
ですが、現実的には巻き爪が再発する可能性は約30%と高めになってしまいます。
とは言うものの、重度の巻き爪を初めて治療する際、少しでも患者の負担を軽くでき、効果も期待できるため、最初に選択する治療方法としてはベストなものではないでしょうか。

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